APIを使った計装の拡張
Spring BootスターターとOpenTelemetry APIを組み合わせて、自動生成されたテレメトリーをカスタムスパンとメトリクスで拡張する
はじめに
すぐに使える計装に加えて、OpenTelemetry APIを使用してSpringスターターをカスタムの手動計装で拡張できます。 これにより、多くのコード変更をせずに、独自のコードに対してスパンとメトリクスを作成できます。
必要な依存関係はすでにSpring Bootスターターに含まれています。
OpenTelemetry
Spring Bootスターターは、Spring BeanとしてOpenTelemetryを利用できる特殊なケースです。
ただSpringコンポーネントにOpenTelemetryを注入するだけです。
スパン
注意
最も一般的なユースケースでは、手動計装のかわりに@WithSpanアノテーションを使用してください。
詳細についてはアノテーションを参照してください。
import io.opentelemetry.api.OpenTelemetry;
import io.opentelemetry.api.trace.Tracer;
@Controller
public class MyController {
private final Tracer tracer;
public MyController(OpenTelemetry openTelemetry) {
this.tracer = openTelemetry.getTracer("application");
}
}
スパンセクションで説明されているように、Tracerを使用してスパンを作成します。
完全な例はサンプルリポジトリにあります。
メーター
import io.opentelemetry.api.OpenTelemetry;
import io.opentelemetry.api.metrics.Meter;
@Controller
public class MyController {
private final Meter meter;
public MyController(OpenTelemetry openTelemetry) {
this.meter = openTelemetry.getMeter("application");
}
}
メーターセクションで説明されているように、Meterを使用してカウンター、ゲージ、またはヒストグラムを作成します。
完全な例はサンプルリポジトリにあります。
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